踊ってる場合じゃないんだよ。
美味しいお店ってのは、建材が美味しいわけではなくて提供される料理が、客の過半数以上に好まれる味ということなんです。
安くて美味しくてボリュームのある居酒屋さんに連れってってもらって、ま、割り勘なんだけど、けどけど、すげー良くてね。そこが、なんか高級店ばっかの界隈でこっそりやってる感じ（駅前だけど）だったのよ。肉豆腐がすげーうまかった。
んで、それはそれとして、帰ろうかってなったぐらいで、ちょっと携帯見ようとしたら、携帯見当たんないのよね。あれれー？って色々探したけど無い。やべえぞ。落としたぞ。と。ワイワイして、ちょっと記憶を遡ったら検討が付いて、九割九分あそこだ。って思ったから、そっからは慌ててもしゃーないなと、残ったもん（料理）片付けて（食べきって）会計して、いい店でしたねー。なんて話しながら店を出た。
それで、件の携帯の在り方の検討は駅のトイレで、つーのも駅のトイレで携帯を見た記憶が最後の記憶だったからね。
けど、なかった。さっきまで焦ってるっちゃあ焦ってたけどそんなに焦ってなかったの。まーあるだろ。って確信めいたもんがあったからね。けど、なかった。ちょっと本格的に焦りだしてさ、とりあえず落とし物として届いてないか、駅の窓口で聞いたら、無いですね。なんてあっさり言われて、マジかよ。って思った。
とりあえず居酒屋さん連れてってくれた人に電話かけてみてもらったけど、電源が入ってないっぽい。これはちょっとほんとにマズイなと、とりあえずネットで紛失モード（iPhoneを探すで出来る（そうiPhoneならね））にして、交番向かった。駅で拾った携帯を外の交番に届けるかね？とか、向かいながら思ったけど、兎にも角にも頼れるところはそこしかないからさ、交番向かった。そこでも結局届いてなくて、しゃーないから遺失物届けだけ出して、今日はもう諦めて帰るかな。ってなったの。
それでさ、諦めきれないじゃん。諦めきれないとかそんな話じゃなくて、マジで今時携帯ないと不便どころか、真っ当に生活も出来ない気がするから、死活問題なわけなんだけど。だから、もっかい駅で聞いたのよ。そしたら対応してくれたのが、さっきと違う駅員さんで、どんな携帯ですかね？って聞くから、特徴伝えたら、あー、ちょっと見てみますね。ってすぐに届けられてた携帯持ってきたの。それで、これですか？って聞かれたわけだけど、もう遠目から僕の携帯なのよ。傷というか汚れ方というか、あー！それー！ってなってさ、電源つけて（駅で携帯を落とすと保管の時に電源を切るらしい（電話が繋がらなかった理由はこれ））パスコード入力して本人証明して。あっさり戻ってきた。いつ頃届きました？って聞いたら、僕らが居酒屋さんでうめーうめー騒いでた頃だったの。さっきの駅員、とんだホラ吹きじゃねーか。知らなかったとしても、確認くらいしてくれよ。交番に届け出しちゃったよ。
まーでも、完全に僕の不注意だから何も言えないし、そんなに慌てるならなくすなよ。って話で。
とにかくなんだかんだあったけど、携帯見つかったから、あの居酒屋さんにはまた行くと思う。なくしてたら嫌な思い出の場所になっちゃって2度といかないだろうからね。
楽しい気持ちが、一瞬でぶっ飛ぶ失敗って色々あって、それをふとした瞬間に思い出すと、もう大声で叫び回りたくなるよね。
夜更かししてるとよくあるから、夜はさっさと夢の中へ行きましょう。ちゃんと寝てりゃ、そんな失敗も減るだろうし。みたいな。
探し物はなんですか？
