脚注が多いかも

あんまり考えないで書くとこうなる

駒場東大クルセイダーズ。

巨像恐怖症なるフォビアがあるらしいですね。

わかる気がします。単純に大きなものは勝てないという印象を受けるので。

 

電車に乗ってました。

外を見ていると何か事件(誰か転んでたり(車がぶつかってたり))が起きていて、その一瞬を見れたりしないかな。って思ってるのかな?なかなかそういうものには遭遇せずに、いつも同じ景色だな。って思いながら見ていると、なんでか自分の知らない街が自分の住む街に変わっていくって感じがして、ちょっと良いな。って思う。

そんな感じだからさ、僕は席に座るよりも、いわゆる狛犬ポジション(ドアの隅)に立つのが割と好き。今日は電車がちょうど良く混んでいて、座席は空いてはいるけど座らなくてもいいや。って思うぐらいで、狛犬ポジションは空いていたから、そこに立って外見てたのよ。

そしたら駒場東大前過ぎて少しして、ここら辺駒場東大っぽいな。って思う辺りの小さい水路沿いに案山子が並んで立ってたんだよね。

最初から、案山子だ。って気付くくらいに案山子然とした案山子だった。でもそこマンションの真裏だし、水路の近くに花壇もましてや畑もないのよ。多分アレは、案山子を作るために作られた案山子だな。って思った。小学校の社会だか図工だか、とにかくなんらかの授業で作られたものが飾られてるんだな。って。まー、僕はそんな授業受けたことないし。どっかの人が趣味で作った案山子の可能性もあるけど。とにかくソレは案山子を作るために作られた案山子だった。

だってさー、田舎のホントの案山子(ガチ鳥対策)って、150㎝くらいの棒にマネキンの首だけ刺さってるってヤツが多いから。それが本当に鳥に効くのか?むしろ人間避けだろ。ってぐらいインパクトあるヤツ。あとは変なリアリティある案山子ね。ちょっと離れて見てて、あのばあさん動かんなー。って思ってよく見たら案山子で、なんか凄いってより狂気(鳥対策への執念)を感じるヤツ。どっちにしろ牧歌的なものでは全くないんだよね。

東京のマンションの裏だけど、案山子を見つけて、東京にも案山子が立ってるんだな。なんてほんわかしながら田舎を思い出す上京してきた人はいないんだよ。福山雅治長崎県出身)も東京にもあったんだって歌わない。

そんな東京の案山子は、マンション裏の日当たり悪い水路のそばで何を守ってるんだろ。日本人が忘れてしまった日本の原風景なんてヌルい類のものなのか?

急行電車のスピードで、見えたそれだけじゃわからないから、今度降りて探してみようかしら。

 

僕の田舎にあるお祭りで、伝説の巨人を模した大きな人形を作って、それが町を練り歩くってものがある。僕は見に行ったことないけど、毎年ローカルニュースで様子が流れて、それを見てた。ねぶた祭りみたいな立派なもんじゃないから。子供の頃はデカイ案山子だな。って思ってた。だってそういう形をしてるからね。

田舎にありがちな案山子祭りだなんて、しょっぱい町おこしに並ぶ案山子にそれをモチーフににしたものもあったりしたしさ。

なんだ今考えてもやっぱ案山子じゃんか。みたいな。

 

福山雅治が東京にもあったんだって思ったこと。

https://youtu.be/Whnpj8jtDLo