脚注が多いかも

あんまり考えないで書くとこうなる

エンターテイメントシンドローム。

短時間の睡眠でも、意外と体は元気と言うじゃないですか。確かにピークを超えると、意外と体は動くなって思います。でもどうしても体の芯がグズグズになっていく感覚があります。思い込みですかね。

 

早起きというよりは、夜中に目が覚めた。ってレベルの早起きをしました。始発に乗らなきゃならなかったんだよ。理由は仕事ではない。

なんというか、いわゆるプラチナチケットと言われるレベルの希少なチケットを手に入れたくて(当日券(前売りは買うのを忘れてた))って感じ。

昔から学校の日はなかなか起きれないのに、休みの日ならラクラク早起きできるって人間だったから。今回もなんだかんだラクラク起きれると思ってたんだけど、あんまり早いと流石に辛いね。仕事の早起きよりかはだいぶんマシだったけどね。なんなんでしょうね。思うに、怒られるとか気を使うってのがないからだろうね。

それで、夜が明けきらぬっつーかまだ夜のうちに出発しましたよ。

近場で1番早い始発が出る駅まで、えっちらおっちら歩きました。ここのところ急に冷え込んできたんで、Tシャツに薄手の上着じゃ寒くて。そんな中歩いているとモチモチの木(斎藤隆介・作(滝平二郎・絵))を思い出すんだよねー。あの餅が食べてみたい。

始発電車に乗ったのに、東京メトロはそこそこ混んでました。みんなも休みの日は早起きみたい。みんな?

それで駅を出たら、空が白む程度でまだ早朝。朝帰りのさっきまで遊んでたんだろうなー。って人と何人か、途中ですれ違って、僕は今から戦いだ。っていきんだりして、目的地に向かった。

薄暗い中に、並んで座るの影が見えたんだけど、はじめ植え込みに見えたわ。ビックリしたー。だいぶん早く出たのに、その時には30人ぐらいはもう並んでて、この人たちは奇特なんだか非常識なんだかわからしません。って思ったのね。

まー、自分もなんだかんだで始発で日の出前にはついているから同類なんでしょうね。でも、自分を棚に上げたなら、こういう人達のためにわざわざ早起きして始発で来て、寒い中を何時間も並ばにゃいけんのね。とも思った。

コンテンツを殺すのはポリコレだとか、ある種の選民思想じゃなくて、上客気取りの想像力の欠けたオタク(マニア)なんじゃないかしらって。

そしたらなんだかちょっとイラついたり悲しくなったりしたんだけども、チケットを買うには充分過ぎるくらいには間に合っているし。まーいいや。楽しみー。って思うことにしたんだよね。

何時間も待たなきゃだから、本でも読んどくか。って思って本読んでた(他にもいっぱい本読んでる人いた(やっぱ同類か(そうなの?)))んだけど、指先が冷えて爪がチアノーゼで白んだ空と同じ色になってて、それ見て気分悪くなりそうだったから、ポケットに手を突っ込んでることにしたわ。

途中でトイレに抜けた、前に並んだおじさんが列が進む時になってもなかなか戻らなかったから、周りの僕含めた3人くらいがドキドキしたってぐらいしか、トラブルらしいトラブルもなくて、チケットは無事買えた。おじさんはちゃんと戻って来ました。恥ずかしそうに笑ってた。

 

早起きしたし、何時間も立ってたから、チケット買ったら安心して眠くなるんじゃないかなって思ってたけど、楽しみ過ぎて全然眠くならなかった。子供か。みたいな。